8月の神戸港、輸出入総額が前年比34.9%増 円安などで3カ月連続1兆円超

20220916貿易統計

【神戸経済ニュース】神戸税関が15日に発表した8月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入総額は前年同月比34.9%増の1兆479億円だった。比較できる1979年以降では、3カ月連続で1兆円を超えたのは初めてで、8月の輸出入総額としては過去最高。すべての月間でみても、22年6月に次ぐ2番目に大きな金額になった。円安と資源価格の上昇を受けて、輸入した品目の円換算値が膨らんだことなどが寄与した。

 輸出額は前年同月比28.1%増の6027億円で、8月としては過去最高だった。品目別でみると「無機化合物」が86.3%増の411億円、「非鉄金属」が53.8%増の266億円、「建設用・鉱山用機械」が34.2%増の364億円だった。月間の取扱量でみて「無機化合物」は過去最高、「非鉄金属」と「建設用・鉱山用機械」は8月としては過去最高になった。

 輸入額は前年同月比45.3%増の4451億円だった。品目別では石炭などの「鉱物性燃料」が前年の5.1倍である310億円、「無機化合物」が同2.4倍の313億円、「衣類および同付属品」が前年同月比51.7%増の389億円。鉱物性燃料と無機化合物は、8月としては過去最高の輸入額だった。

 8月の平均為替レートは1ドル=135円08銭と、前年同月に比べて25円19銭の円安・ドル高だった。日本の輸出入総額に占める神戸港のシェアは、前月から横ばいの5.5%だった。

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