企業対抗戦は「JT・小泉ビジネス」チーム優勝 有馬六甲ヒルクライムフェスタ
- 2022/09/11
- 22:14
【神戸経済ニュース】有馬温泉から芦有ドライブウェイを駆け上がる自転車のロードレース「六甲有馬ヒルクライムフェスタ」の関連行事として、有馬川親水公園(神戸市北区)で開催した「有馬〜六甲バーチャルライドレース2022」では、昨年に続いて第2回になった企業対抗戦で「JT兵庫支社・小泉ビジネスソリューションズ」チームが優勝した。自転車のトレーニングマシンを使った仮想ロードレースで、1キロメートルのコースを4人の選手で2周。1人が500メートルずつ交代しながら走り切った(1枚目の写真)。
出場したのは優勝したチームのほか、「第一生命保険」チーム、「JTB神戸支店・賀川グラフィックデザイン事務所」チーム、「アシックス・神戸商工会議所チーム」の合計4チーム。当初はバーチャル自転車レースではなく、自転車のトレーニングマシンを使った綱引きや陣取り合戦といったゲームを、2人ずつの8チームで競う計画だった。だが機材トラブルのため、機器が正常に動作したバーチャル自転車レースに切り替え、チームも急きょ統合して競うことになった。
レース展開は、男女2人ずつで編成した「第一生命保険」チームは男性2人が第1・第2走者を務めて先行逃げ切りをめざした。1周・1キロを通過した時点では「第一生命保険」が作戦通り先頭に立った。ただ2周目に入って「JT兵庫支社・小泉ビジネスソリューションズ」チームが追い上げて逆転優勝した。「第一生命保険」チームは2位。3位は「アシックス・神戸商工会議所」チームだった。「JTB神戸支店・賀川グラフィックデザイン事務所」チームは機材トラブルで出遅れ、後半で猛烈に追い上げたが4位だった。
「有馬〜六甲バーチャルライドレース2022」は有馬温泉の観光協会や地元のeスポーツチーム、神戸商工会議所・神戸スポーツ産業懇話会などで構成する有馬-六甲Virtual Ride Race実行委員会と六甲有馬ヒルクライムフェスタ実行委員会が主催。有馬温泉「金の湯」前から有馬口〜シュラインロード〜裏六甲ドライブウェイを通過し、六甲山ビジターセンターまでの約10キロのコースを、有馬川親水公園の4選手とオンラインで参加した一般の選手らで競った。
一方で、芦有(ろゆう)ドライブウェイの4.1キロを使った実際の自転車のロードレース「六甲有馬ヒルクライムフェスタ2022」でメーンのレースでは、大会最速の記録が20代の男子Bクラスで優勝した藤原正貴選手(岡山県、2枚目の写真中)の11分9秒36だった。エントリーした1010人のうち前日・当日に880人が出場登録した。
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