8月の兵庫県倒産件数、3件減の21件 負債総額21億円・帝国データ

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【神戸経済ニュース】帝国データバンク神戸支店(神戸市中央区)がまとめた兵庫県の8月の倒産件数(負債額1000万円以上の法的整理)は21件と、前年同月に比べて3件減少した。負債総額は21億7500万円で、同27億6800万円(56%)減った。倒産件数は2カ月ぶりに前年同月を下回った。原材料高、物価高の影響を受けながらも、3年ぶりに新型コロナウイルスによる行動制限がない夏休みシーズンで、感染者数が高止まりする中でも景況感が改善したのを映した。

 負債総額は前月比でみると5カ月ぶりに前年同月を下回った。倒産の態様別では清算型の破産が18件、特別清算が1件、再建型の民事再生法が2件だった。民事再生法は個人事業主による小規模個人再生だけだった。法人の民事再生は29カ月連続で発生がなく、会社更生法も発生なし。

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