芦有道で10年ぶり自転車ロードレース「六甲有馬ヒルクライムフェスタ」10・11日

【神戸経済ニュース】兵庫県など自治体や観光関係団体、地元企業などで構成する六甲有馬ヒルクライムフェスタ実行委員会は10・11日に有料道路の芦有(ろゆう)ドライブウェイを使った自転車のロードレースに、にぎわいイベントを併催する「六甲有馬ヒルクライムフェスタ2022」を開く。芦有ドライブウェイを使ったロードレースは10年ぶり。自転車の人気が再び高まるなか、スポーツと地域資源を組み合わせ観光客を誘致する「スポーツツーリズム」の活性化をめざす。

 自転車のレースは芦有ドライブウェイの有馬ゲートから、東六甲展望台まで6.5キロメートルを駆け上がるヒルクライム(山登り)のコースだ。このうち4.1キロメートルの区間を計測対象としてタイムを競う。先着順でエントリーした1010人が出走予定。11日の午前7時から、10人ずつ1分おきにスタートする。プロリーグJCLに加盟し、大阪府高石市を拠点とするプロサイクリングチーム「マトリックスパワータグ」から2人の選手も参加する予定だ。

 にぎわいイベントは2日間にわたって開催。10日は「ウェルカムナイト」として有馬川親水公園でビアガーデンを展開する。キッチンカーのグルメも楽しめるほか、桟敷席では予約制ですき焼きも提供。飲食を楽しみながら、ジャズ、和太鼓、シンガーソングライターのライブ演奏を見ることができる。11日は有馬川親水公園でバーチャルレースを開催。射的やヨーヨー釣りなどのゲーム、川崎重工業の三輪ビークル「ノスリス」試乗会なども予定している。

 当日は沿道からレースを観戦することはできないが、レース結果は専用ホームページに随時掲載する。にぎわいイベントの会場に設置したQRコードをスマートフォンで読み取れば、手元で確認できる。にぎわいイベントには、「ノスリス」試乗のほか「eスポーツ自転車」の体験、兵庫県警などによる有馬小学校での交通安全イベントなど体験型のイベントを多く企画した。レースに直接参加できなくても楽しめる行事にすることで、レースをきっかけとした有馬への来客増をめざす。

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