トーホーが急伸、値上がり率トップ 通期の上方修正・配当増額を好感

20191231神戸株ワッペン

終値 1494円 +154円(+11.49%)

【神戸経済ニュース】6日の東京株式市場では食品販売のトーホー(8142)が急伸。一時は前日比277円高の1617円まで上昇し、6月13日以来ほぼ3カ月ぶりに年初来高値を更新した。終値でも東証プライムの値上がり率ランキングでトップだった。前日大引け後に2023年1月期の連結業績予想を上方修正。純利益は前期の2.7倍である9億円にと、従来予想の4億円から増益幅が拡大するのを好感した買いを集めた。

 年間配当金は前期比15円増の20円と、従来予定の10円から倍増する計画もあわせて示した。外食店に客足が戻り、業務用食品卸売事業(ディストリビューター、DTB)の回復が想定以上で推移しているという。売上高の上振れ分が利益の予想引き上げにつながったことで、仕入れコストやエネルギー・物流コストの上昇について価格転嫁の進展も確認できた形だ。一段の上振れ期待にもつながり、上げ幅が大きくなった面もあるようだ。

▽関連記事
トーホー、今期純利益2.7倍の9億円に上方修正 年20円に配当倍増・外食回復で (2022/09/05)
▽株式関連コンテンツ
神戸経済ニュース「業績・株式」記事一覧

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

カレンダー

11 | 2023/12 | 01
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

広告

広告

神戸経済ニュースからのお知らせ