ロック・フィールド大幅反落、値下がり率2位 5〜7月期の大幅減益で

20191231神戸株ワッペン

終値 1444円 -108円(-6.96%)


【神戸経済ニュース】5日の東京株式市場ではロック・フィールド(2910)が大幅に反落した。一時は前日比119円安の1433円まで下落した。終値でも東証プライムの値下がり率ランキングで2位だった。前週末2日に2022年5〜7月期の連結決算を発表。純利益は前年同期比44%減の2億7900万円になった。百貨店の来店客数回復に伴い、百貨店の地下食品売り場に多く出店する同社の収益改善に期待感が出ていただけに、大幅減益への失望感から売りが膨らんだ。

 ただ売上高は伸びて需要の回復が確認できたうえ、同社では9月1日から販売価格の値上げも実施。野菜の仕入れ価格やエネルギー、物流などのコスト増の価格への転嫁を進めている。一方で株価チャートには、5日移動平均が25日移動平均を上から下に突き抜ける売りシグナル「デッドクロス」が、2日終値時点で現れていた。需給悪化を意識した個人などの売りが増え、下げ幅が広がりやすかった面もあったようだ。

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