神戸阪急、8月の売上高2.6%増 実質2割増程度に・前年に落ち込み

【神戸経済ニュース】エイチ・ツー・オーリテイリング(H2O、8242)傘下の神戸阪急によると、同店の8月の売上高は前年同月比2.6%の増加(速報値)だった。3カ月ぶりに前年同月を上回った。ただ改装で閉鎖している売り場が多いことから、営業中の売り場で前年同月と比べる実質ベースで比較すると、前年同月比2割程度の増加になったもよう。

 昨年8月は新型コロナの影響で政府が兵庫県に対し、19日まで「まん延防止等重点措置」を適用、20日から「緊急事態宣言」を発令した。デパ地下(百貨店の地下食料品売り場)で入場制限を要請したことなどを受けて、来店客数が減少していた。この反動で、幅広い売り場で販売が前年同月を上回った。

 8月31日には新館1〜3階のファッションや、本館2〜4階の一部の化粧品などの売り場が改装を終えて開業。来店客の増加に寄与した。事前に各ブランドが個別に実施した広告宣伝なども、来店客の増加を後押しした可能性があるという。

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