大丸神戸店、8月の売上高25.1%増 新型コロナ前2カ月連続で上回る

【神戸経済ニュース】J・フロントリテイリング(3086)が1日に発表した大丸神戸店の8月の売上高動向(速報値)は、前年同月に比べ25.1%増だった。11カ月連続で前年同月を上回り、7月に続き2カ月連続で新型コロナウイルス感染拡大前である19年の同月を上回った。高級ブランドがけん引し、引き続き夏休みの外出を目的としたファッションの需要が好調だった。

 昨年8月は新型コロナの影響で政府が兵庫県に対し、19日まで「まん延防止等重点措置」を適用、20日から「緊急事態宣言」を発令。デパ地下(百貨店の地下食料品売り場)で入場制限を要請したことなどを受けて、来店客数が減少した。こうした前年同月の落ち込みの反動で、幅広い売り場の販売が前年同月を上回った。高額品では美術が特に伸びた。

 大丸芦屋店の売上高は前年同月比4.9%減、大丸須磨店は同1.7%減だった。

 大丸松坂屋百貨店の8月の売上高(店舗合計、既存店)は、前年同月比で29.4%増、19年8月との比較では14.4%減だった。

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