大畑大介氏「フランスでは自分で肉を薄切りに」 初の子供向け神戸ビーフセミナー

20220826神戸ビーフ試食

【神戸経済ニュース】神戸肉流通推進協議会(事務局・全農兵庫県本部畜産部)は26日、神戸市中央区の「神戸ビーフ館」で小学生と保護者を対象にした神戸ビーフセミナーを開催した。同協議会が子供を対象にしたセミナーを開くのは初めて。セミナーでは、現役時代はラグビー神戸製鋼に所属し、但馬牛・神戸ビーフ応援大使の大畑大介氏(写真中央)がラグビーの話に加え、海外での牛肉にまつわる経験などについて話した。

 大畑氏はフランスのチームに所属していた際、日本以外では珍しい、すき焼き用の薄切り肉を使って料理したくなり、「電気店で買ってきたスライサーを使って、上等のステーキ肉を自分で薄切りにしたこともあった」と明かした。パーティーで初めて会った海外の選手と話すときには、自己紹介すると「神戸ビーフの街でラグビーをやっているのか」としばしば驚かれ、互いに打ち解けるきっかけにもなったという。

 子供たちからは大畑氏に、「試合前は緊張するのか」「どうすればタックルが決まるようになるのか」といった質問が出ていた。大畑氏のトークに先立って、牛部分肉製造ミートマイスターの川村将紀氏が、枝肉から骨や脂肪を除いて部分肉を作り出す際の道具や方法などについて、動画を使って説明。終了後には大畑氏と参加した親子は焼肉にした神戸ビーフのリブロースを試食した。

 この日は午前の部と午後の部に分かれて開催し、午前は子供6人と保護者3人、午後は子供10人と保護者8人が参加した。神戸肉流通推進協議会の谷元哲則事務局長は神戸経済ニュースに対し、「訪日客による神戸ビーフの国内消費が減少するなか、生産量は大きく変わっておらず、提供の仕方は多様化している」と説明。「食べていただく機会も増えると思うので、地元の味をぜひ知って、楽しんでほしい」と話していた。

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