日本製麻が大幅高、連日の年初来高値 大株主の動向巡り思惑とも

20191231神戸株ワッペン

終値 635円 +57円(+9.86%)

【神戸経済ニュース】26日の東京株式市場では日本製麻(3306)が大幅高。一時は前日比62円高の640円まで上昇し、連日で年初来高値を更新した。終値では東証スタンダードの値上がり率ランキングで11位になった。特に目新しい買い材料は出ていないようだが、米ドル高・タイバーツ安などを背景とした東南アジア事業の収益上振れ期待に加え、大株主が断続的に一段の買いを入れることへの期待感などを手がかりに買われたとの見方があった。

 大株主でカレー店を展開するゴーゴーカレーグループ(東京都千代田区)が6月23日に関東財務局に提出した大量保有報告の変更報告書では、日本製麻の株式を7.05%まで買い進んでいた。さらに保有比率を高める、との思惑も同社株の支えになっているもよう。26日の売買高は25万3600株と、2016年10月の株式併合以降では1日の売買高としては最高水準に膨らんだ。売買の回転も効いたようだ。

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