ドーン、福岡都市圏消防共同指令センターに「Live119」導入 3大都市に普及

【神戸経済ニュース】緊急通報システムなどを開発・運営するドーン(2303)が23日、同社が開発・提供する映像通報システム「Live119」を福岡市都市圏消防共同司令センター(福岡市消防局内)に9月1日に導入すると発表した。同司令センターは福岡市のほか6市7町をカバーする統合消防本部だ。東京や大阪に続き、福岡でも導入したことで、3大都市圏に同システムが普及した形だ。

 「Live119」は119番通報の際に、通報者がスマートフォン(スマホ)で撮影する動画から、より詳しい現場の情報を収集するシステム。通報を受けた司令官が通報者にライブ動画の送信を依頼する場合は、携帯電話向けにショートメールを発信する。通報者はショートメールに掲載したリンクをクリックすることで、自動的にスマホなどのカメラが立ち上がり、動画送信が始まる仕組みだ。

 20年7月に神戸市と小野市で本運用が始まったのをきっかけに、各地の消防本部で採用が進んでいる。大阪市消防局では21年10月、東京消防庁の管内全域では22年7月に本格採用された。ドーンは高速通信網「5G」の普及に合わせて映像は一段と活用が進むとみている。福岡都市圏へのLive119の導入で、今後は九州各地での採用が増えると期待する。

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