(動画)「塗り替えられない記録うれしい」 INAC神戸に神戸市スポーツ特別賞



【神戸経済ニュース】神戸市は22日、サッカー女子のyogibo WEリーグで2021〜22シーズンで初代WEリーグ女王になったINAC神戸レオネッサに対して「神戸市スポーツ特別賞」の贈呈(てい)式を開いた。出席した同チームの高瀬愛実選手は「WEリーグが始まって初代女王という塗り替えられない記録を神戸のみなさまに届けられたことを本当にうれしく思う」と述べて、改めて喜びをかみしめた。INAC神戸に神戸市が神戸スポーツ特別賞を贈るのは5年ぶり、12回目になった。

 INAC神戸の安本卓史社長はあいさつで、連覇への手ごたえを語ったうえで、22〜23シーズンは「普及」をテーマに活動する方針も示した。神戸市内の9区に数人ずつ、担当の選手とスタッフを決めて、その選手を中心にサッカー教室を開いたり、地域行事に参加したりと、チームをもっと身近に感じるための活動を展開したいという。もっと神戸市内に浸透し、観客動員につなげたい考えだ。

 新たにキャプテンを務める三宅史織選手は、昨シーズンの優勝について「難しいこともたくさんあったが、神戸を代表して女子サッカーを盛り上げたいという気持ちが強かったし、それが結果になってとてもうれしく思った」と話した。神戸スポーツ特別賞は国際競技大会などで優秀な功績があったスポーツ選手を顕彰する制度。INAC神戸が前回受賞したのは、16年の皇后杯優勝を対象に表彰した2017年だった。

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