「デジタルビンゴ」で小売店振興 神戸市で10月1日から、9月に事前イベント
- 2022/08/19
- 06:34
【神戸経済ニュース】神戸市は10月1日〜11月30日に、ビンゴゲームの要素を取り入れたデジタルスタンプラリーでの小売店振興「そろえて神戸」を展開する。対象の店舗を訪れて500円以上の買い物やサービス利用で、9マス(3マス×3マス)の正方形のうち1マスが開く。ビンゴ1列ごとに1口、神戸の地場産品など総額1000万円の景品が当たる抽選に応募できる。2カ月の期間中に9マスを開けられれば8口応募でき、それだけ当選確率が上がる計算だ。9月には市内4カ所で、1マスを開けられる事前イベントを開催する。
「そろえて神戸」の参加店舗で税込み500円以上の買い物をすれば、店舗でQRコードをスマートフォンで読み取ることができ、1マスを開けられる。ブラウザがあれば新たなアプリなどは不要だ。9つのマスは商店街・小売り市場、商業施設、個別店舗の3種類に分けてあり、それぞれ3つずつマスを開ける必要がある。9マス全部を開けるためには、さまざまな業態の店舗を訪れて、それぞれ買い物する必要があるというわけだ。一方で神戸市の住民だけでなく観光客が神戸滞在中に3店舗を巡って1口応募、といったケースも想定した。
事前告知イベント「まわして神戸」は9月中に4カ所で開催。500円で高さ2.4メートルの巨大なガチャを1回まわせる。ガチャでは洋菓子など神戸にゆかりがある500円以上の商品が当たるのと同時に、キャンペーン開始前に「そろえて神戸」の1マスが開く。9月17日はイオンモール神戸北(神戸市北区)で午前10時から、18日は御影クラッセ(神戸市東灘区)で午前10時から、9月23日は旧居留地・京町筋で開催するオータムフェスティバル内で実施、9月24日はマリンピア神戸(神戸市垂水区)で午前10時から。各会場ごとに先着1000人の対応を予定している。
「そろえて神戸」では25日まで、参加店舗の申し込みも受け付けている。神戸市内に実店舗がある小売り、飲食、サービス事業者などが対象だ。期間中に1日以上、独自の販促活動を実施することや、税込みで1回500円以上の購入があった利用客にQRコードを展示することなどが条件だ。詳細を「キャンペーンサイト」に掲載したほか、問い合わせを事務局(ラジオ関西内、電話078-362-7399、平日午前10時〜午後5時)で受け付ける。「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」を受けて実施する事業。22年2月補正予算で計上し、22年度に繰り越した。
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