神戸市、アシックスやTOAなど選定 IT活用「Be Smart KOBE」で
- 2022/08/17
- 13:38
【神戸経済ニュース】神戸市は、先端技術を使った実証実験を民間企業に呼びかけて実施する事業「Be Smart KOBE」に、2022年度は3グループを選定したと発表した。選ばれたのはアシックス(7936)・神戸デジタルラボ(神戸市中央区)・神戸市立科学技術高校の3者による「酪農分野のDX推進とIT教育との連携」、デンソーテン(神戸市兵庫区)による「三宮・元町・ウォーターフロントの回遊支援サービスのための人流分析・予測システムの構築とサービスの検証」、TOA(6809)による「各種センサーと連動した放送システムによる安全・安全・快適な街づくり」だった。
「Be Smart KOBE」では、2030年ごろの未来社会を先取りする都市「スーパーシティ」構想に対応する実証実験を神戸市に誘致する。「Be Smart KOBE」として取り組んだのは4年目で、今年度は7グループから7件の事業について応募があった。21年度に続いて住民がより重要と考える事業を優先する観点から、ネットを通じた神戸市の住民向けアンケートで人気を得た事業に加点して、優先的に選ばれるようにした。アンケートは7月20〜26日に実施。2196人が回答した。
アンケートでは各グループの提案について「実施した方が良いと思いますか」と聞いた。アシックスなどが提案した酪農分野のDX推進については、「そう思う」が29%、「まあそう思う」が50%と、合計79%が取り組みに賛成した形だ。同様にデンソーテンの分析・予測システムについては合計76%が取り組みに賛成。TOAのセンサーと連動した放送システムは合計73%が賛成だった。採択した事業は今後、実証実験などに順次取り組む。
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