「インドフェア」神戸で14日まで 日印国交70周年で・開会式にバルマ印大使も

2022/08/13  06:00  動画を追加しました。



【神戸経済ニュース】公益社団法人の在日インド商工協会(横浜市中区)は10日、神戸市中央区のハーバーランド・スペースシアターで「日印国交樹立70周年記念インドフェア」の開会式を開いた。式典にはサンジェイ・クマール・バルマ駐日インド大使らインドの関係者に加え、兵庫県選出の国会議員など政財界の約110人が参加して、日本とインドの間で続いた交流の歴史を振り返ったり、さらなる関係の発展を願った。会場では14日まで、舞踊やヨガなどのステージイベントと日印交流に関するパネル展示を開催する。入場無料。

 10日の開会式では、インドの伝統に沿った儀式も実施。最初にバルマ駐日インド大使や神戸市の久元喜造市長らがステージ上のローソクに火を灯して式典の開会を祝った(写真)。続いてヒンズー教の聖典である「ベーダ」を、日本に留学中の学生らが僧侶の衣装を身につけて詠唱した。会場に設置したインド式の祭壇の前では、関係者によるテープカットに続いて、日本酒の樽を割って開く日本の鏡開きに相当するインド式の「ココナッツ割り」も開催。インド色の豊かな式典になった。

 あいさつしたバルマ氏は「本日のお祝いの機会をきっかけに、(日本の)みなさんにインドの文化について知っていただき、日本文化との共通点や日印間の友情・友好関係をさらに重要なものになるよう一段と深める機会にしたい」と話していた。赤羽一嘉元国交相と久元神戸市長も祝辞を述べ、ともにインドのモディ首相が当時の安倍晋三首相とともに新幹線工場の視察を目的に、神戸を訪れたことなどを振り返った。式典出席者の中には兵庫県の井戸敏三前知事や、金沢和夫前副知事の姿も見られた。

 主催した在日インド商工協会の比良竜虎(ひら・りゅうこ)会長は、あいさつで「昨年は行事を開催できなかった在日インド商工協会の創立100周年もともに祝いたい」という。ハーバーランドも22年が街開き30年とあって「非常に吉祥(きっしょう)な巡り合い」と語った。そのうえで「関東大震災で被災したインド人が横浜から神戸に移り住み、貿易業務と生活を継続できた。改めて神戸、ありがとうございます」と話していた。「日印間は現在も過去も一切の紛争がない」とも指摘し、日本に対する親近感も強調した。

 兵庫県はインド・グジャラート州と友好提携を2016年に結んだほか、神戸市も同州の主要都市であるアーメダバードと経済などで相互協力する覚書を2019年に交換した。加えて神戸には古くから多くのインド人が暮らしていることなどもあり、今回の「インドフェア」会場に神戸を選んだという。比良会長が創業したホテルチェーン「ホテルマネージメントインターナショナル」(HMIホテルグループ、東京都中央区)も、神戸市中央区のホテルパールシティ神戸が1号店で、17年の東京移転まで同ホテルに本社を置いていた。

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