家次神商会頭、岸田改造内閣「安定性重視を評価」「国際交流復活を」

20220509家次神商会頭

【神戸経済ニュース】神戸商工会議所の家次恒会頭(シスメックス会長兼社長、写真=資料)は10日、同日発足した第2次岸田改造内閣について「安定性を重視した布陣となったことを評価したい」とするコメントを発表した。新型コロナウイルスの感染拡大やロシアによるウクライナ侵攻に加えて、米中の緊張が急速に高まったことなどを背景に「何よりも安定的な政権運営と速やかな政策実行が強く望まれる」だけに、バランスを得た人選を評価した。

 家次氏は足元の経済情勢を、新型コロナやロシアによるウクライナの軍事侵攻、足元で急速に米中の緊張が高まったことな度から「物価上昇と景気後退が同時に進む、世界経済の下振れリスクが懸念される」と、スタグフレーションへの警戒感を表明。改造内閣には「実効ある経済対策やエネルギー政策を通じて足元のダメージ緩和」を進めると同時に、「地域系座や中小企業の成長発展につながる、具体的な成果」を求めた。

 複雑化する国際情勢にあっては「グローバルな見地に立ち、構造的な課題にも果敢(かかん)に挑む、強いリーダーシップが求められる」と指摘。「安全保障問題に戦略的に対応」する一方で、改めて訪日外国人観光客(いわゆるインバウンド)などの誘致も可能になるよう「国際交流復活に向けた動きを着実に前に進めてもらいたい」とも強調した。

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