芸能人も勘違い「だいたいイカ」を予約販売 カネテツデリカフーズ

20220807だいたいイカ調理例

【神戸経済ニュース】かまぼこなど魚肉ねり製品を製造するカネテツデリカフーズ(神戸市東灘区)は、イカそっくりの味と食感をイカをまったく使わずに再現した冷凍食品「ほぼシリーズだいたいイカ」の予約販売を始めた。同社のネット通販サイト「カネテツデリカフーズ公式オンラインストア」のみで販売する。加熱しても本物のイカより縮みにくく、料理にボリュームを出せるのが特徴。アク取りも不要だ。(1枚目の写真は調理例=カネテツデリカフーズ提供)

 開発中にテレビ番組で、著名な芸能人が本物のイカと「だいたいイカ」を食べ比べ、どちらが本物かを見分けるゲームに使われた。多くの芸能人が「だいたいイカ」を本物だと勘違いしたことで、完成度の高さに自信を深めた。イカらしく鹿子(かのこ)と呼ばれる格子状の切れ目を入れたことで、見た目もより本物らしいだけでなく、味もしみ込みやすく、幅広い料理に活用できる。

 イカの生育にかかわる海水温の上昇を背景とした、記録的なイカの不漁が続いた。加えて外国船による不正な乱獲もあってイカの価格が上昇してきた。このため業務用食品としてイカの代替品を求める外食チェーンなどの声が高まったのが開発のきっかけになった。魚肉の混ぜ方や加熱する際の温度・時間といった「製法」と、どういった魚肉を使うかといった「配合」に、食感を再現するための工夫があるという。

20220807だいたいイカ

 「ほぼカニ」「ほぼホタテ」同様の「ほぼシリーズ」だが商品名を「だいたいイカ」としたのは、ほぼイカが他社の登録商標だったため。「代替」の意味も付け加えた。1パック300グラムで、税込み価格は580円(送料別、2枚目の写真=カネテツデリカフーズ提供)。業務用としての供給も視野に量産体制を検討中で、今回は売り切れ次第、販売を終了する。受け付けた注文は、29日から順次商品発送。到着は30日以降になる見通し。

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