神戸市、抗原検査キットを郵送で無料配布 20〜30代が対象・4日から

【神戸経済ニュース】神戸市は2日、発熱するなど新型コロナウイルスの感染を疑う症状がある20代・30代を対象に、感染を判断する抗原定性検査キットを郵送で無料配布すると発表した。4日午後2時から受け付けを始める。重症化リスクの低い若年層は自宅などで検査して療養が必要か判断し、ひっ迫感が強まりつつある医療機関の発熱外来などを受診をしないよう求める。検査結果が陽性の場合はネットで申請し、のちに保健所の医師が電話で状況を詳しく聞き取って診断を確定する。

 神戸市は神戸市薬剤師会(神戸市中央区)の協力を得て、保健所内に「神戸市オンライン確認センター」を新たに設置する。感染が疑われる人は、神戸市スマート申請システム(e-KOBE)で神戸市オンライン確認センターに申し込むと、神戸市が検査キットと療養に関する案内書などを郵送。陽性であれば再びe-KOBEで、神戸市オンライン確認センターに申請する。確定診断で陽性になれば、神戸市は発生届を作成。患者は必要に応じて薬局で薬も受け取れるようにする。

 1人が1回の申し込みで受け取れる検査キットは1回分。期間は決まっていないが、終了までに1人で2回分まで受け取れるようにする。当初は20代のみを対象とし、1日の申し込み数が4000キットに到達した時点で、当日の受け付けを終了。状況をみて順次、配布数や対象を拡大する方針だ。39度以上の発熱が続く場合や、息苦しさがある場合、高血圧など基礎疾患がある場合は、医療機関の受診を求める。キットや薬の費用は全額が国の負担で、自己負担は発生しない。

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