阪神燃が高い 前日に4〜6月期の大幅増益を発表、通期の上振れ期待も

20191231神戸株ワッペン

終値 1478円 +46円(+3.21%)

【神戸経済ニュース】2日の東京株式市場では船舶用エンジン(主機関)を製造する阪神内燃機工業(6018)が高い。一時は前日比106円高の1538円まで上昇した。終値でも東証スタンダードの値上がり率ランキングで20位。売買高も前日の700株を大きく上回る9100株と増えた。前日の大引け後に2022年4〜6月期の単独決算を発表。税引き利益は前年同期比84%増の2億1000万円と大幅に伸びた。収益の改善を好感した買いが先行した。

 23年3月期の単独業績予想は、税引き利益が2億8000万円になる見通しなどを据え置いた。市場では、4~6月期の税引き利益が、既に通期予想の75%を稼ぎ出したことに着目。収益上振れ期待も浮上したようだ。ただ神戸経済ニュースの取材に対し阪神燃は、4〜6月期の受注が前年同期に比べて大幅に少なかったことなどを指摘。船舶の建造費用が上昇したため船主が様子見に傾き、今後の受注動向は見通しにくいという。

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