神戸阪急、7月の売上高12%減 実質横ばい程度に・来店客数増も改装影響で

【神戸経済ニュース】エイチ・ツー・オーリテイリング(H2O、8242)傘下の神戸阪急によると、同店の7月の売上高は前年同月比12%程度の減少(速報値)だった。2カ月連続で前年同月を下回った。ただ改装で閉鎖している売り場が多く、現在営業中の売り場で前年同月と比べる実質ベースでは、前年同月並みを確保したもよう。新型コロナウイルス下での行動制限は解除され、来店客数が増加したのが下支えになった。

 高級ブランドを中心とした衣料品が好調だったほか、紳士服・婦人服などファッションは幅広い売り場で順調だった。ただ店内の改装で新館2〜3階や6階を閉鎖していたほか、本館でも一部を改装中とあって、来店しても買い物を見送る来店客もいたもよう。店内の改装は、2023年秋ごろにかけて順次完成する予定だ。

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