アサヒHDの4〜6月期、純利益12%減 新工場ほぼフル稼働で増収

20220728アサヒHD

【神戸経済ニュース】貴金属リサイクルのアサヒホールディングス(5857)が28日に発表した2022年4〜6月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比12%減の42億円だった。4月に新工場「坂東工場」が稼働した直後から、ほぼフル稼働状態。このため貴金属を回収販売する取り扱い量が増えて増収だったが、新工場立ち上げに伴う一時費用が発生したことなどが響いた。

 売上高に相当する売上収益は18%増の597億円、営業利益は18%減の56億円になった。貴金属の回収量は、買い取り価格が上昇した宝飾品の分野で大きく増加した。歯科分野や触媒分野といった比較的採算性が高い分野での回収は減少し、全体でみて採算が悪化したのも響いた。完成した坂東工場の減価償却費の負担が始まったのは想定済みだったが、これも収益の重しになった。

 23年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は15%増の160億円を見込む。大規模の新工場が稼働したことで不慣れによる非効率が発生したのも4〜6月期業績の重しになったが、徐々に同工場の採算は改善する方針。現時点で予想の見直しは必要ないと判断した。

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