紀ノ国屋「トアロードデリカテッセン」製品を販売 東京青山・京都の店舗で

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【神戸経済ニュース】高級スーパーの紀ノ国屋(東京都新宿区)は、神戸市中央区で1949年に創業した「トアロードデリカテッセン」が製造したハム、ソーセージ、スモークサーモンなど(写真=紀ノ国屋提供)の販売を始めた。東京・青山の店舗「紀ノ国屋インターナショナル」と、ジェイアール京都伊勢丹店で取り扱う。ドイツ仕込みの技を受け継ぎ、神戸で半世紀以上にわたって親しまれる味を東京と京都でも味わえるようにした。

 トアロードデリカテッセンの製品は、神戸市の旧外国人居留地と異人館街である北野を結ぶ、神戸開港直後からある道路「トアロード」沿いの本店と、大丸神戸店などで販売している。地元である神戸での評判などをもとに、紀ノ国屋がトアロードデリカテッセンに同社店舗での取り扱いを提案した。製品に対する一貫した姿勢や、昔ながらの伝統を受け継ぎながら作られる製品が、紀ノ国屋の顧客に受け入れられると評価した。

 販売するのは、スモークサーモン70グラム(税込み1404円)、ローストビーフ150グラム(2592円)、グリルハンバーグ180グラム(820円)など。スモークサーモンは厳選した紅鮭の中でも、脂がのった沖獲りの鮭だけを使う。低温で燻(くん)製する冷燻法でしたの上でしっとりととろける食感だ。このほかロースハム100グラム(950円)、ニュルンベルガー125グラム(615円)など、東京・青山の店舗では約30種類を取り扱う。

 トアロードデリカテッセンのスモークサーモンを使ったサンドイッチは、村上春樹の小説「ダンス・ダンス・ダンス」の中で、「うまいサンドイッチ」の例として出てくることでも知られる。神戸に根付いた洋食文化の中でも大きな存在感があり、贈答品にも多く使われる同店の製品を紀ノ国屋が取り扱うことで、首都圏や海外などで、神戸の食文化に改めて価値を見出す動きにつながるかについても注目だ。

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