海の力とハーブ生かしたアイス・香り袋 早駒運輸と神戸親和女子大が船内販売

20220725ハーブ商品

【神戸経済ニュース】神戸港の遊覧船「boh boh KOBE」を運航する早駒運輸(神戸市中央区)と、神戸親和女子大学(神戸市北区)の心理学科は連携し、第1弾として神戸港の海洋性気候を生かすハーブを使った商品2点を共同開発した。開発したのはハーブとフルーツのアイスキャンディー「ハーブ・ハーバー・アイスポップ」(写真左=早駒運輸提供)と、ハーブの香りが優しい香り袋「マリンフロートサシェ」(写真右=同)。boh boh KOBEの神戸の船内で販売中だ。

 神戸親和女子大で講師を務める木下藤寿氏によると、海で潮風を浴びる「大気浴」には新陳代謝や生体リズムの改善、自律神経の安定化などに寄与するとの指摘がある。加えて海からの風には、カルシウムやマグネシウム、ヨードといった体に必要なミネラルを持つ「海塩粒子」が含まれているという。こうした海が体の調子を整える機能と、心の癒(い)やしにつながるハーブの香りを同時に味わえるようにした。

 「アイスポップ」は2種類。フルーツの甘味にビタミンCが豊富なハーブ「ローズヒップ」を加えたものと、心身をリラックスさせる香りの「カモミール」を加えたものを作った。潮風を浴びながら食べることで、より癒やしの効果が高まると期待する。香り袋「マリンフロートサシェ」は、マリンフロート(浮き輪)のイメージでパッケージした。潮風を浴びた香り袋を部屋に置くことで、優しい香りに癒やされる。

 香り袋には、さまざまなハーブを使ったが、このうち防虫効果と気分をリフレッシュする香りのレモングラスは、boh boh KOBEの3階テラスで栽培したものを使った。価格は香り袋が税込み500円、アイスキャンディーが同350円だ。

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