神戸相互タクシー、専用配車アプリを提供開始 配車システムとも連携

20220722相互タクシー

【神戸経済ニュース】タクシーの兵庫県内大手である神戸相互タクシー(神戸市東灘区)は、同社専用のタクシー配車アプリの提供を始めた。「iPhone版」「Android版」を作成し、16日から公式のアプリ取得サイトで配布している。以前から大手の配車アプリを導入していたが、地元に密着した利便性の高いアプリを提供したいと専用アプリを作成。常連客からも「神戸相互タクシー専用の配車アプリがほしい」とリクエストもあったという。(図はアプリの画面例=神戸相互タクシー提供)

 21年4月にグループ全拠点で導入した電脳交通(徳島市)のクラウド型タクシー配車システムにも連携した。このためタクシーの位置情報をリアルタイムで把握して、人手を介さずに利用者とマッチング。待ち時間を短縮できる。加えて、アプリを使って乗り降りした履歴を確認できるため、利用頻度の高い乗降地を履歴の中から呼び出すこともでき、少ない操作回数で配車依頼できる。クレジットカードによるオンライン決済機能も付けた。事前の配車予約もできるようにした。

 9月30日までに神戸相互タクシー配車アプリをダウンロードした利用者の中から抽選で30人に、1万円分のアマゾンギフト券が当たるキャンペーンも実施する。専用配車アプリの普及で、既存顧客の満足度向上や新たな顧客獲得をめざす。今後は電子版のタクシーチケットの開発・実装も予定しているという。


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