斎藤兵庫知事「小型スタートアップも大事なテーマに」「エネルギーも関西で」

20220722斎藤知事

【神戸経済ニュース】兵庫県の斎藤元彦知事(写真=資料)は21日に大阪府立国際会議場(大阪市北区)で開催した関西広域連合と関経連の意見交換会で、「スタートアップは関西でも大事なテーマ」と強調したうえで、関西の経済活性化に向けては「スモール(小型)スタートアップも大事なテーマになる」と指摘。株式上場などをめざす投資対象としてのスタートアップに限らず、「社会課題を解決していくタイプ」の起業も重視したい考えを述べた。

 そのうえで、大阪や神戸に起源があり、関経連側として今回出席した「SMBC(三井住友フィナンシャルグループ)さんや、UFJ(三菱UFJフィナンシャル・グループ)さんの理解を得ながら進めていきたい」と金融機関に連携を呼びかけた。兵庫県は三井住友銀行神戸本部ビル(神戸市中央区)内に、三井住友銀、国連プロダクトサービス機関(UNOPS)と連携した起業支援施設を設置している。

 一方、斎藤知事は「関西はものづくりの地域なので、そうしたポテンシャル(可能性)も生かしたい」と述べた。オーストラリアから世界で初めて液化水素を海上輸送して輸入する世界初の実証実験では、川崎重工業(7012)や岩谷産業(8088)といった関西の有力企業が中心になった例を挙げ、次世代の蓄電池なども含めた「国家戦略であるエネルギーのプロジェクトも関西の地で進めていくことが大事だ」と述べ、今後の展開に期待感を表した。

 2025年に開く国際博覧会(大阪・関西万博)を巡っては「機運醸成を大阪のみならず、関西の万博だということでやっていくことが大事」と主張した。あわせて「大阪(の万博会場)に来られた方を、各県に呼び込むことをしっかりやっていく」という。兵庫県の取り組みとして、県全体を会場(フィールド)、県内各地の観光地やSDGs(国連の持続的な開発目標)に関する取り組みなどをパビリオンに見立てる「フィールドパビリオン」の取り組みを改めて紹介した。

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