16年の観光入込客数3%減の3500万人 神戸市

 神戸市は2日、2016年の観光入込客数が過去最高だった15年に比べ3%減の3500万人だったと発表した。10月からNHKドラマ「べっぴんさん」の放送が始まったこともあってイベントなどへの訪問は増えたが、観光地を訪れた観光客の減少が響いた。大型連休の日並びや天候に影響されて、市内での宿泊者が減少した。

 神戸市中央区の北野では異人館「ラインの館」が耐震対策や保存修理のために閉館したほか、メリケンパークではリニューアル工事を実施。主要な観光施設で工事による閉鎖が相次いだのも、入込客数の減少につながったという。

 観光消費額の総額は3182億円だった。観光客1人の消費額は日帰り客は8813円(15年は9163円)、宿泊客は3万3924円(同3万8865円)と減少した。

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