「TICAD9」を神戸へ、3900人の署名提出 世界最大級の国際会議・25年にも

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【神戸経済ニュース】第9回アフリカ開発会議「TICAD9」を神戸へ--。神戸を中心として関西とアフリカの交流促進をめざす行事「アフリカミーツ関西」の実行委員会は15日、TICAD9の開催都市として神戸市に立候補するよう求める3900人分の署名を神戸市に提出した。実行委の代表を務める神戸情報大学院大学教授のセンダ・ルクムエナ氏らが神戸市役所を訪れ、増田匡・市長室長に署名を手渡した(写真=左からセンダ氏、増田氏)。

 アフリカ開発会議は1993年から日本が主導し、国連と国連開発計画(UNDP)、世界銀行、アフリカ連合委員会と共同で開催している。2013年までは5年ごと、これ以降は3年ごとに会議を開催。16年にケニアの首都ナイロビで開催した第6回からは、アフリカと日本で交互に開催しており、今年は8月にチュニジアで開催を予定する。この順番だと25年に日本で開催する見通しだが、これを神戸に誘致したいというわけだ。

 神戸とアフリカの縁は意外に深い。13年のTICAD5で当時の安倍晋三首相は、アフリカから5年間で1000人の留学生を受け入れる「ABEイニシアティブ」(ABEはAfrican Business Educationの頭文字)を打ち出した。神戸情報大学院大学はこれまで、ABEイニシアティブで来日した学生およそ120人を受け入れ、神戸市は情報通信技術に関するアフリカからの留学生を最も多く受け入れた都市になった。同校からインターンシップを受け入れたのを機に、避雷針の音羽電機工業(尼崎市)がアフリカで事業を開始した例などもある。

 TICADは日本とアフリカ各国で50カ国を超す国の元首クラスが集まる、世界最大級の国際会議だ。TICAD9の開催が見込まれる25年は阪神淡路大震災から30年の節目とあって、実現すれば改めて復興を世界に発信する場にもなる。さらに大阪市で国際博覧会(大阪・関西万博)を開く。センダ氏は「アフリカの首脳に、もっともっと関西を知ってもらうきっかけになる」と博覧会とTICADの相乗効果も期待している。 
 
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