六甲全山縦走の大会、規模縮小して3年ぶり開催 11月13日に・須磨〜宝塚

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【神戸経済ニュース】神戸市は14日、須磨浦公園から宝塚まで約50キロメートルの六甲山系を歩き通す「2022KOBE六甲全山縦走大会(第48回)」を11月13日に開催すると発表した。全山縦走大会を開催するのは2019年以来3年ぶり。20年と21年は新型コロナウイルスの感染拡大のため中止していた。これまでは2回に分けて開催してきたが、今回は感染対策などを目的に1日に規模を縮小。参加定員も2日で4300人のところ、1800人に絞る。(写真は過去の全山縦走大会の様子=神戸市提供)

 野外活動への関心が高まったこともあり、今年は感染対策を実施したうえで開催することを決めた。通常は中学生を除く15歳以上で、「山登りのトレーニングを積んだ健康と体力に自信のある人」が参加資格だ。今年はこれにワクチン接種済みなどの条件を付けること検討中。スタート時の検温、チェックポイントでの手指消毒も予定する。従来はチェックポイントで参加票の一部を切り取って運営ボランティアに手渡していたが、接触を減らす目的でICタグの導入も検討している。

 参加費用や申し込み方法などの詳細は8月1日ごろに神戸市のホームページに掲載する予定。ボランティア募集の詳細についても、同じく8月1日ごろに掲載する予定としている。新型コロナの感染状況によっては、大会を中止・変更する場合もあるとしている。

 六甲全山縦走大会では早朝に須磨浦公園を出発し、菊水山、摩耶山掬星台、六甲山の一軒茶屋などを歩き続け、宝塚に到着するころには日も暮れるという、長距離ハイキングの大会だ。完歩した人には認定証が渡される。六甲山の豊かな自然の恵みを感じながら、力の限り山道を楽しめると人気の大会だ。コース自体も人気で、大会の開催日でない日も同じコースを歩く登山客は多く、神戸市が「六甲全山縦走マップ」を800円で販売している。

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