ATAOが大幅続伸、約12%上昇 3〜5月期黒字で通期の上振れ期待

20191231神戸株ワッペン

終値 276円 +29円(+11.74%)


【神戸経済ニュース】14日の東京株式市場では、バッグや財布を企画・販売するスタジオアタオ(ATAO、3550)が大幅に続伸した。取引開始直後に一時は前日比77円高の324円まで上昇し、3月29日以来およそ3カ月半ぶりに年初来高値を更新した。終値でも東証グロースの値上がり率ランキングで6位に顔を出した。前日大引け後に2022年3〜5月期の連結決算が前年同期比8.6倍の6100万円だった。同社は通期でトントンを予想していたこともあり、収益上振れへの期待感から買いを集めた。

 ただ3〜5月期の黒字は、ネット通販サイトの自社化に向けた切り替えの期間とあって、ネットでのバナー広告などの宣伝広告費を抑えたため。業績予想には織り込まれており、旧サイトを閉じる8月以降は再び広告宣伝費を拠出する計画だ。一方で、足元では新型コロナウイルスの感染拡大で外出を控える可能性なども意識されやすくなっている。このため朝方の買い一巡後は戻り待ちの売りになどに押される展開。大幅高にもかかわらず、終値が始値を下回る陰線になり、かえって上値の重さを印象付けた可能性もあるようだ。

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