上組、東京港で全館定温空調の新倉庫が完成 隣接する既存倉庫と一体運営

20220708上組東京倉庫

【神戸経済ニュース】上組は東京港中央防波堤内側埋立地(東京都江東区)に建設していた、全館で定温空調が可能な新倉庫が完成したと7日に発表した。首都圏で増加している輸入品の青果物や穀物、食品など定温貨物を、より多く取り扱えるようになる。新倉庫は同社の既存倉庫である「上組東京多目的物流センター」に併設。高効率な作業体制を、早期に確立させたい考えだ。(写真の手前が新倉庫、奥は既存の上組東京多目的物流センター)

 梁(はり)のないフラットスラブ工法を採用し、空調設備を機能的に配備。倉庫内の冷気を循環させて庫内温度をできるだけ均等に保ち、青果物などを最適に保管できるようにした。貨物搬送機器も効率的に設置し、迅速、正確な貨物の移動もできる。屋上には敷設した太陽光パネルでは、317キロワット時を発電できる。

 鉄筋コンクリート造で5階建て。垂直搬送機6基と、貨物用エレベーター1基を備える。新倉庫で取り扱いが可能な貨物量、総投資額はいずれも明らかにしていない。敷地面積は6万9463平方メートル。延べ床面積は2万4828平方メートル。

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