(動画)向井千秋さん「科学館で自分の夢を育んで」 プラネタリウム改装が完成



【神戸経済ニュース】神戸市は2日、神戸市立青少年科学館(バンドー神戸青少年科学館)のプラネタリウムのリニューアル(改装)が完成したのを記念した式典を開催した。記念講演会のために同館を訪れた、日本初の女性宇宙飛行士である向井千秋さん(東京理科大・特任副学長)は、「いまの若いみなさんはもう、月にも火星にも、仕事でも観光旅行でも行ける、そういう時代の人たち」と宇宙技術の進展を説明。「自分の夢を育んで、切磋琢磨して、さらに新たな疑問が出てくるワンダーランドとして科学館を使えるのでは」と子供たちに呼びかけた。 

 プラネタリウムの改装はコニカミノルタ(4902)傘下のコニカミノルタプラネタリウムが、神戸市から業務委託を受けた。新たな投影システムは、光学式投影機とデジタル式投影機を同期させる。光学式投影機は光源を電球からLEDに改め、より鮮明で緻密(ちみつ)に星を映し出せるようになった。デジタル式投影機は高画質「4K」対応で、光源にレーザーダイオードを採用。天体だけでなく、生物や機械など、さまざまな分野の3Dモデルを映し出すことができる。座席は全席リクライニング。完全に寝転がれる「リラックスシート」も4席(8人分)用意した。

 あいさつした神戸市の久元喜造市長は、「神戸市内164の小学校の校庭を再現し、それぞれの小学校からどういうふうに空が見えるのかを、ここで再現できる」と新機能を紹介。「すごくよくなったので入場料を上げたらどうかという議論もあった」というが、料金は据え置き、多くの来館を期待する。式典には同館の「クラブ活動」に参加する小中学生や、友の会(年間パス保有者)メンバーなど56人も参加した。新たに映し出せるようになった迫力ある映像がドームに映ると、子供たちの歓声が上がった。

 今回の投影システムには通信機能も付けられる。別の場所で撮影した映像を、撮影と同時に映し出すことができるという。式典ではデモンストレーションとして、事前に録画したオーロラの映像を投影した。月や火星から見える地球のライブ映像も、投影できる準備は整った形だ。このほか音響と映像を活用した演奏会などの催しも企画している。休館日は水曜日だが、夏休み・春休み期間は無休。プラネタリウムの入館料は大人400円、小中高生400円。展示室に入る場合は別途入館料が必要だ。幼児以下は無料。

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