神戸港、CO2ゼロへの計画を具体化へ 「CNP協議会」初会合を開催

【神戸経済ニュース】神戸市は30日、2050年に神戸港で二酸化炭素(CO2)の排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラルポート(CNP)」の実現に向け、具体的な計画を有識者などと議論する「神戸港CNP協議会」の初回会合を開催した。座長を務める神戸市の長谷川憲孝・港湾局長は会議の冒頭であいさつし、「カーボンニュートラルポートの実現には(港湾管理者である)神戸市だけで進めることができず、神戸港を支える各業界のみなさま、先端技術を持つ各企業のみなさまの力を借りて進めたい」と話していた。

 会議では神戸市から、燃焼時にCO2を排出しない燃料である水素を活用するための、最先端の実証施設や技術が神戸港に集まっている現状などを説明。そのうえで、昨年度までに神戸港では、国土交通省が主導して「CNP検討会」を開催し、国の目標に合わせて2030年の段階でCO2排出量を13年度比46%削減、50年の実質排出ゼロの実現をめざすロードマップをまとめたことなどを改めて振り返った。そのうえで昨年12月に国土交通省が作成した「CNP形成計画作成マニュアル(初版)」に従い、神戸港でも22年度内に「CNP形成計画」をまとめる方針を確認した。

 神戸市は今回に加えて、年度内に2回の「神戸港CNP協議会」を開催する計画。10月にも開催する次回の協議会では、CNP形成計画の素案を提示したい考えだ。さらに3回目の協議会で計画案を提示したうえで議論し、年度内に計画としてまとめたい考えだ。出席したのは神戸市や兵庫県など行政機関のほか、学識経験者2人と兵庫港運協会など神戸港に関係する8団体、岩谷産(8088)など水素・港湾に関係する民間企業7社だった。

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