神戸空港、5月の旅客数は前年の2.5倍 5カ月ぶり20万人超

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【神戸経済ニュース】空港運営会社の関西エアポートグループが24日発表した5月の神戸空港旅客数は、前年同月の2.5倍である20万6812人だった。3年ぶりに新型コロナウイルスによる行動規制がない5月の大型連休になったことで、航空需要が回復。航空会社の減便数も縮小したことなどが寄与した。月間の旅客数は、21年12月以来5カ月ぶりに20万人を上回った。

 路線別でみると前年同月に未就航だった新潟便を除く、すべての路線で旅客数は前年同月を上回った。なかでも1日2往復に増便した松本便は、前年同月の4.4倍になった。羽田便は利用率(提供座席数に対する有料乗客数の割合)が74.3%に上昇。20年3月(81.6%)以来の高水準になった。

 旅客便の発着回数は前年同月比49%増の2217回だった。小型機なども含めた全体の発着回数は35%増の2665回。

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