5月の神戸市消費者物価、前年比1.4%上昇 ガス代など上昇・前月比で横ばい

20220624消費者物価指数

【神戸経済ニュース】総務省が24日に発表した5月の神戸市消費者物価指数(2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比で1.4%上昇の100.5になった。原油価格の上昇などを背景に「電気代」「ガス代」に加え、灯油代を含む「他の光熱」も大幅に上昇と、エネルギー価格の上昇が続いた。一方、携帯電話料金の値下げの影響もあり「通信費」の大幅な下落が続き、総合的な物価指数が上昇するのを抑えた。指数は前月比で横ばいだった。

 「電気代」は12.1%上昇、「ガス代」は23.0%上昇、「他の光熱」は24.5%上昇と前月に続き大幅な上昇だった。このほか「家庭用耐久剤」が4.5%上昇、「シャツ・セーター類」が3.9%上昇した。パソコンやテレビなどを含む「教養娯楽用耐久材」が4.5%上昇と目立った。半面、「通信」は11.4%下落した。「室内装備品」が2.3%下落したほか、「家賃」が1.5%下落した。

 10大費目別の指数を前年同期比で見ると、大幅に上昇が継続した「光熱・水道」のほか「家具・家事用品」「被服および履物」「教養娯楽」「諸雑費」「生鮮食品を除く食料」が上昇。半面、「住居」「保健医療」「交通・通信」「教育」が下落した。

 全国統計では、総務省が同日発表した5月の全国消費者物価指数(2020年=100、生鮮食品を除く総合)は101.6と前年同月に比べ2.1%上昇した。前月比(季節調整値)では0.1%上昇だった。

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