斎藤兵庫知事「フィールドパビリオン認知されてきた」 播州織も期待

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【神戸経済ニュース】兵庫県の斎藤元彦知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は23日の定例記者会見で、県内各地の観光資源などを2025年に大阪市で開催する国際博覧会(大阪・関西万博)のパビリオンに見立て、観光誘致につなげる「『フィールドパビリオン』という言葉自体が旅行関係者や、いろんな方々に認知されてきた」と述べ、多くの応募が集まることへの手ごたえを語った。兵庫県は17日に、大阪万博の開催期間に向けてフィールドパビリオンの募集を開始。12月16日までを強化募集期間と位置付ける。

 兵庫県の万博に向けた取り組みに理解が広がりつつあるとの見方を示したうえで、斎藤知事は「さらにPRして、じゃあ自分たちも挑戦してみようか、という方々を掘り起こして、増やしていくということをしっかりやっていく」と話した。29日に兵庫県庁1号館で展示即売会を開催する、西脇市を中心とした地場産業「播州織」についても「フィールドパビリオンの大きなコンテンツの1つになるかなと期待している」と語った。

 播州織の展示即売会に合わせて開催する、若手デザイナーとのトークセッションでは、「SDGs(国連の持続的な開発目標)の取り組みについて話したい」という。生地の廃棄ロス削減や、働きやすい職場づくり、地場産業の担い手不足が指摘されるなか産地をどのように盛り上げるかなど、「限られた時間ではあるが、意見交換の場になれば」と話していた。

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