神戸天然物化、市場拡大と生産設備の拡張を示す 「成長可能性」開示で

【神戸経済ニュース】受託合成の神戸天然物化学(6568)は23日、東証が「グロース市場」の上場会社に提出を義務付けている「事業計画および成長可能性に関する事項」を開示した。神戸天然物化は、研究開発や製造の外注市場が拡大していることを示したうえで、増加している需要を取り込むために生産設備を拡張する計画であることを提示。収益拡大に向けた施策を進めていることを強調した。

 同社は研究開発の外注市場が拡大してきたことを示す科学技術研究調査(総務省統計局)の結果や、原薬や中間体といった医薬品生産の外注市場が2024年までの8年間に年平均2.2%で拡大するとの民間調査機関の予測を提示。神戸天然物化のサービスに需要が今後も続く見通しを示した。一方で、さらなる需要の取り込みに向け、2026年3月期までの5年間で出雲工場の能力拡張に40億円超を投入する。

 これまでも設備投資を積極化する「キャパシティ拡大期」と、「投資改修期」を繰り返したことで、23年3月期の連結売上高は75億円と、13年3月期(38億円)の約2倍になる見通しであることを示した。新型コロナウイルスの感染拡大が影響して、人員増強は1年程度の遅れが出ているというが、製造ラインで効率化を進めている。25年3月期の従業員数は331人と、22年3月期(288人)から15%増えると見込む。

 東証はグロース市場の上場会社に対し、1年に1回以上「事業計画および成長可能性に関する事項」を開示するよう求めている。東証の市場区分再編を控えて、当時の東証マザーズ上場だった神戸天然物化は21年11月19日に、前回の開示を実施していた。

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