シャルレが反発 前日に年間で取締役報酬の減額発表

20191231神戸株ワッペン

終値 377円 +16円(+4.43%)

【神戸経済ニュース】23日の東京株式市場では、婦人下着の訪問販売が主力のシャルレ(9885)が反発した。一時は前日比19円高の380円と、10日以来9営業日ぶりの高値を付けた。前日に取締役報酬を減額すると発表。23年6月までの1年間に、林勝哉社長は月額固定報酬を30%減額、それ以外の取締役(監査等委員の取締役を除く)は月額固定報酬を10%減額する。業績の低迷について経営責任を明確にする姿勢に加え、一定の支出を抑えるのに寄与するとの見方を反映した値動きになった。

 同社は10日大引け後に、希望退職者が想定よりも多かったことから、2023年3月期の連結最終損益が4億1300万円の赤字になる見通しと、従来予想(2億5000万円の赤字)よりも赤字幅が拡大する見通しを示していた。その後も株価は下げ幅が比較的小さかったため、下値の堅さに着目した買いも入った可能性がある。ただ同社株は昨年の高値である868円に比べると半値以下に沈んでいる。出直りには収益改善を示す新たな材料が必要、との見方も多く、本格的な出直りにつながるかは見極めが必要だ。

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