斎藤兵庫知事「子供たちに『3年後に万博』知ってほしい」 1000日前行事

20220617斎藤知事

【神戸経済ニュース】兵庫県の斎藤元彦知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は16日の定例記者会見で、7月18日に兵庫県立美術館(神戸市中央区)で開催を予定する行事「大阪・関西万博1000日前記念シンポジウム」の詳しい内容について発表した。斎藤知事が自ら基調講演し、2025年に大阪市で開催する国際博覧会への取り組み方などについて語る。パネル討論では大阪公立大学の橋爪紳也特別教授がコーディネーターを務める。斎藤氏は「シンポジウムを通じて子供たちに『3年後には万博がある』としっかり知ってほしい」と話した。

 斎藤氏は1970年に大阪府で開催した国際博覧会を引き合いに、「月の石を見られたかどうかは別にして、親世代からはいろいろな思い出を聞かされる」と話す。25年の博覧会が改めて未来社会をテーマにすることなどもあり、「いろんなワクワクするような発信、取り組みを兵庫県からやっていくということを伝えられれば」と述べ、1000日前に行事を開催する意義を強調した。

 基調講演のテーマは「万博が生み出す活力を取り込むための兵庫の戦略」。パネル討論では、兵庫県の各地をパビリオンに見立てて博覧会の来場者を県内に観光誘致する「ひょうごフィールドパビリオン」を通じた地域活性化について議論する。同時に伊藤忠(8001)や大林組(1802)、NEC(6701)などが出資するSkyDrive(愛知県豊田市)が作った「空飛ぶクルマ」の試験機を展示する。

 当日は午後2時から、県立美術館のギャラリー棟1階ミュージアムホールで開催。内容は後日、動画を配信する予定だが、当日は先着120人がシンポジウムに参加できる。料金は無料。申し込みは専用フォームで受け付ける。問い合わせは運営事務局(電話 078-341-2567 )。

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