トーホーが急伸、値上がり率トップ 今期一転の増益予想を好感で年初来高値
- 2022/06/13
- 15:25
終値 1402円 +178円(+14.45%)
【神戸経済ニュース】13日の東京株式市場では業務用食品卸売りなどのトーホー(8142)が急伸。一時は前日比244円高の1468円まで上昇し、1月4日以来の年初来高値を更新した。終値でも東証1部の値上がり率でトップになった。前週末10日に、2023年1月期の連結業績予想を上方修正。純利益は前期比19%増の4億円と、従来予想の1億円から一転の増益予想になったのを好感した買いを集めた。
新型コロナウイルスの感染拡大による影響が足元で縮小し、飲食店の景況感が改善してことで、主力の業務用食品卸売りなどが伸びた。経済活動の正常化に向かう動きと一致しており、引き続き収益の改善が見通しやすいとの指摘があった。一方で、日経平均が800円超下落するなど相場全体が下落する中、全体の動きに左右されにくい中小型株で好材料が出た銘柄として、買いが集中した面もあるようだ。
▽関連記事
- 関連記事
-
- 今日の株式相場・大幅続落か、米株連日の大幅安で 2万6000円接近の場面も (2022/06/14)
- 円安加速、東京市場で1ドル=135円台 24年ぶり円安水準 (2022/06/13)
- トーホーが急伸、値上がり率トップ 今期一転の増益予想を好感で年初来高値 (2022/06/13)
- 日経平均が大幅安、終値は2万6987円 前日比836円安 (2022/06/13)
- 今日の株式相場・続落か、下げ幅拡大も 日経平均2万7000円接近の場面も (2022/06/13)
広告