トーホー、5月の売上高29.1%増 主力のDTB40.9%増・制限ない大型連休で

【神戸経済ニュース】トーホー(8142)が13日発表した5月の月次動向は、全店全業態ベースの売上高が前年同月比29.1%増になった。3カ月連続で前年同月を上回った。主力の業務用食品卸売り(DTB)では、40.9%増と高い伸びを記録した。3年ぶりの緊急事態宣言などの行動制限がない大型連休とあって外食の業況が徐々に上向いたのに加え、前年同月に各地で緊急事態宣言が発令しれていた反動が表れた。特に関西地区では回復が鮮明だったという。

 居酒屋などの利用が多い「A-プライス」などを展開するキャッシュアンドキャリー(業務用食品現金卸売り、C&C)は、前年同月比23.7%増と大幅増。半面、「トーホーストア」の食品スーパー事業は、不採算店の閉店や競争激化の継続などで15.0%減になった。フードソリューションは外食向けの業務用料理機器や業務支援システムの販売が好調で、9.7%増だった。

 既存店ベースでは、C&Cが24.3%増、食品スーパーは12.7%減になった。

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