兵庫県議会、6月補正予算案を可決し閉会 新正副議長に小西氏・水田氏

20220609斎藤知事議会

【神戸経済ニュース】兵庫県議会は9日に開いた本会議で、兵庫県の6月補正予算案は全会一致で可決、成立した。原油高対策として事業者に最大30万円の一時金を給付するなど、総額142億円の補正予算だ。このほか水上オートバイの危険行為や飲酒運転の罰則を強化するなど9議案を可決し、兵庫県議会第358回定例会が閉会した。

 閉会に伴い斎藤元彦知事(写真=兵庫県議会が配信した動画より)は議場であいさつし、「新体制の県政運営、SDGsの推進、大阪・関西万博に向けた取り組み、新たな観光戦略の展開、ヤングケアラーへの支援強化、ウクライナ避難民に対する支援の充実など、多くのご意見、ご指導ををいただいた。今後の県政運営に一かり生かしていきたい」と述べた。加えて「感染対策を十分に講じたうえで、地域のお祭りや行事、イベントなど、地域のにぎわいを取り戻していきたい」と話していた。

 慣例に従い、就任から1年が経過した議長と副議長は交代。藤本百男議長(自民、加東市)に代わり新議長は小西隆紀氏(自民、丹波篠山市)を、谷口俊介副議長に代わり新副議長は水田裕一郎氏(自民、姫路市)をそれぞれ選んだ。最大会派の自民は1966年から正副議長の独占を続けている。

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