川重、完全子会社の川重冷熱で品質検査データ改ざん 84年から

【神戸経済ニュース】川崎重工業(7012)は7日、2021年に完全子会社化した川重冷熱工業で、ビルなどの空調システム用として製造・販売した一部の吸収式冷凍機について製品検査の不適切行為が判明したと発表した。実際は検査していないデータを検査結果として記録する、品質検査データの改ざんなどがあった。検査データの改ざんは1984年から今年まで続いていたという。

 現在稼働中の機種である約9600台については、JIS(日本工業規格)に定めた性能の範囲内であることは検証したとしている。21年8月末に川重冷熱のアフターサービス担当者が気づいて上司に報告し、発覚したという。詳しくは午後3時半からテレビ会議システムを通じて記者会見する。

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