神戸市の今西副市長「北区まだまだ施策必要」 甲北高生と意見交換

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【神戸経済ニュース】神戸市の今西正男副市長は3日、兵庫県立甲北高等学校(神戸市北区)の1・2年生15人と「神戸の将来ビジョン」について意見交換した。今西副市長は三宮再開発などとともに、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけとして農村部や山間部が脚光を浴びたことなども説明。ただ生徒らに将来住みたい地域を聞くと、半数以上が東灘区・灘区・中央区といった市内の東部地域だった。今西氏は生徒らとの意見交換を終えて神戸経済ニュースに対し、「生徒らの神戸への愛着はうれしかったが、まだまだ北区には施策が必要ということだろう」との印象を述べた。

 今西氏は生徒らに、子育て支援から認知症対策、三宮再開発から神戸電鉄沿線の活性化といった幅広い神戸市の施策や方針について30分程度で説明。その後の約30分を生徒らとの質疑応答に充てた。生徒らの多くが北区在住ということもあり、生徒からは神戸電鉄の駅前再開発に関する質問が多かった。谷上駅前に飲食店を増やしてほしいとの要望には「北神急行の市営化もあって、拠点駅としての再開発をめざして用地買収を進めているが、土地所有者との交渉に難航している」と明かすなど、質問には具体的に答えていた。

 道路で遊んでいる子供がいるため公園を増やした方がよいのでは、との生徒の提案に今西氏は「実は意外な提案だ」と答えた。最近では子供の数が減ったことで、使われなくなった公園が「暗くて、こわいので、店舗に変えてほしいという意見が増えている」という。「公園の配置にかたよりがあるのかもしれず、公園を配置する基準を市役所に帰って確認したい」と話していた。

 今西氏と生徒らの意見交換は、神戸市の職員が直接地域に出向き、市政について説明・意見聴取する「出前トーク」の一環だ。従来は個別案件の担当者を派遣して説明してきたが、2022年度からは政策判断に重要な役割を担当する幹部職員の派遣を始めた。神戸市によると今西氏が甲北高に今回出向いたことで、「出前トーク」に副市長を派遣する初めての事例になったという。

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