神戸国際宝飾展の来場者数1万2705人 前年比ほぼ倍増

【神戸経済ニュース】展示会を開催するRX Japan(旧リードエグジビションジャパン)は、5月26〜28日に開催した「第26回神戸国際宝飾展」の来場者数が1万2705人だったと発表した。昨年開催した第25回の6546人からほぼ倍増。2年前の5919人からも大幅に増えた。新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置が解除された状態で開催できたことで、県境をまたいだ遠方からの来場者も神戸国際宝飾展に訪れやすかったとみられる。

 来場者のうち、日本在住でSNS(交流サイト)やライブ動画などを使って海外向けに宝飾品を販売する「ソーシャルバイヤー」はRX Japanの招待客も含み同社が把握しているだけで1437人だった。500人強だった昨年の3倍近くになった。会場では、スマートフォンをテーブルの上に固定する台を使って、商品を確かめるように触れながら撮影し、そのうえで電話に向けて話しかけている姿を多く見かけた。

 新型コロナの水際規制の緩和を利用して、海外から神戸国際宝飾展に訪れたバイヤーもいたようだ。RX Japanが事前に招待したバイヤーは20人だったが、これを上回る人数が海外からの来場者だったもようだ。次回の第27回神戸国際宝飾展は、2023年5月18〜20日に開催する予定だ。

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