斎藤兵庫知事「地域のにぎわい取り戻すのが大事」 新型コロナ、対策を一部緩和

20220531斎藤知事

【神戸経済ニュース】兵庫県は30日、新型コロナウイルス感染症対策本部のうち県庁職員による対策本部員会議を開き、新型コロナ対策の一部緩和を決めた。新型コロナの患者数が減少傾向にあることが確認できたと判断したため。長らく続いてきた飲食店を利用する際に1テーブルあたり4人以内とする人数制限や、おおむね2時間を目安とする時間制限などもなくす。会議終了後に記者会見した斎藤元彦知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は、「基本的な感染対策を留意していただきながらだが、地域のにぎわい、社会のにぎわいをしっかり取り戻していくということが大事」と強調した。

 新規感染者数の7日移動平均は足元で前週の同曜日を下回って推移している。大型連休の直後には感染者数の増加局面も見られたが、ここにきて兵庫県や専門家らが落ち着いたと判断。対策の一部緩和につながったという。新型コロナ向けに確保した病床の使用率も20%を下回っている。このため患者数の増加に備えた入院医療体制のフェーズ(局面)を、専用病床をできるだけ確保する「Ⅴ感染拡大特別期」から、1000床程度確保する「Ⅲ感染拡大期1」に引き下げた。

 飲食店の人数制限や時間制限を撤廃したのに加え、政府が「考え方」をまとめたマスクの着脱についても指針を提示。会話がない場合は屋内で他人と2メートル以上の距離が十分に取れない場合のみマスクが必要、会話がある場合も屋外で他人との距離が確保できればマスクは不要とした。斎藤知事は「国がまとめた方向性と基本的には同じ方向」と説明。「熱中症やさまざまな体調のリスクを考えると、無理して苦しい中でマスクを付けなくてよい場面があるのを県としても示したい」と話していた。

 飲食店での人数制限や時間制限がなくなることで、大人数での宴会などが事実上解禁される形になる。斎藤氏は「これまで2年間以上にわたって、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置、その後の県独自措置など規制をお願いしてきた。この間の県民のみなさんや事業者のみなさんの協力に改めて感謝申し上げたい」と語った。一方で緊急事態宣言の国への要請などで歩調を合わせて大阪府や京都府よりも、人数制限などの緩和が約1週間遅くなったことについては「連休明けに感染者数が増加した場面があったため、見定めたいと考えた」と話していた。

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