モロゾフが5日続伸、連日高値 「手みやげ需要」の回復に期待感か

20191231神戸株ワッペン

終値 3295円 +55円(+1.70%)

【神戸経済ニュース】23日の東京株式市場ではモロゾフ(2217)が5日続伸した。大引けで、この日の高値である前日比55円高の3295円を付けて引け、連日で2月1日付で実施した株式分割後の高値を更新した。新型コロナウイルスの感染拡大が一服し、帰省や出張などが再開しつつある。こうした情勢を背景に、「手みやげ」需要が回復するとの期待感から買いが先行する展開が継続している。

 モロゾフプリンの日である25日から、カスタードプリンが発売60周年を迎えるのを記念した記念商品を発売することの相乗効果への期待感も一部で指摘されていた。百貨店の地下食品売り場(デパ地下)を中心とした洋生菓子を取り扱う店舗で、記念商品を販売する予定。消費者の外出が増えてデパ地下の利用が増えているため、モロゾフのプリンを自宅向けに買う消費者が増えるとの期待もあるようだ。

 旅行や出張に関係する銘柄ではHIS(9603)やJR東海(9022)、ANAHD(9202)なども高い。

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