川重が6日続伸、連日で年初来高値 水素活用「新しい資本主義」関連とも

20191231神戸株ワッペン

終値 2489円 +29円(+1.18%)

【神戸経済ニュース】19日の東京株式市場では川崎重工業(7012)が6日続伸。朝安後は上げに転じ、後場には一時前日比34円高の2494円まで上昇と、連日で年初来高値を更新した。日経平均株価が500円を超す下げ幅と、値がさ株に売りが膨らむ中、株価が比較的低位の大型株で、業績が回復傾向の鉄鋼株や重工株を買う流れに乗った。三菱重(7011)と川重(7012)、IHI(7013)の重工3社は、そろって年初来高値を更新した。

 川重、岸田文雄政権が推進する「新しい資本主義」の関連銘柄になるとの見方も、同社株の支えになっているとの指摘があった。先週半ばに自民党が「デジタル」「脱炭素(カーボンニュートラル)」「教育・人材」の3分野に重点投資することを求める提言の骨子案をまとめたと伝わった。二酸化炭素(CO2)を排出しない水素を活用する流れの中で、川重が持つ液化水素運搬船や液化プラントの技術は欠かせないとの見方があるという。

 国内で水素ガスを唯一販売する岩谷産(8088)も大幅高。

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