神戸製鋼、アルミ事業のESGで国際組織「ASI」に加盟

【神戸経済ニュース】神戸製鋼所は18日、アルミニウムの流通網全体で持続性の向上やESG(環境・社会・企業統治)への貢献を目的とする国際組織「アルミニウム・スチュワードシップ・イニシアチブ(ASI)」に加盟したと発表した。ASIは温暖化ガスの排出削減も含むアルミニウム業界全体でESGに関する寄与を改善するための基準などを作成。神戸製鋼はESGに関して一定の基準を満たした施設で製造したアルミ製品を購入したいとする顧客の意向に応える。

 ASIは世界のアルミニウム生産者、加工メーカー、利用者らがESGの観点から業界の健全性や持続性を担保して、社会貢献することを目的に2012年に設立された。世界のアルミに関連する会社などが加盟し、神戸製鋼によって加盟者数は226社・団体になった。ASIで作成したESGに関する行動指針「ASIパフォーマンス基準」を満たしていることを示す認証も実施している。

 神戸製鋼は鉄鋼とアルミの両方を生産する、世界的にみても数少ないメーカー。アルミ事業は日本を含むアジアと北米を中心に、国際的に展開してきた。今回のASI加盟で、アルミ業界が世界的に強化しているESGへの取り組みを支持することも示す。

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