シャルレが急落、14%下落 今期2期ぶりの最終赤字予想で失望売り
- 2022/05/16
- 20:16

終値 355円 -58円(-14.04%)
【神戸経済ニュース】16日の東京株式市場では婦人下着の訪問販売が主力のシャルレ(9885)が急落。一時は前日比59円安の354円まで下落した。終値では東証スタンダードの値下がり率ランキングで11位。前週末13日の大引け後に、2023年3月期の連結最終損益が2億5000万円の赤字(前期は10億円の黒字)になりそうだと発表した。2期ぶりの最終赤字を計上する会社予想に失望感から売りが先行した。
6月30日付で退職する希望退職者を募集するのに伴い、特別加算金などの支払いで特別損失6億3300万円を計上するのが響く。前期まで好調で利益の柱になっていたシャワーヘッドの人気が今期は一服する。通販の比率を高めて利益率の改善を目指すが、市場では「希望退職は当面のコスト削減に即効性があるが持続的でなはい」との指摘が聞かれた。売りが膨らんだことで根本的に本業を立て直す道筋に、投資家が納得できていないことを示したといえる。
▽関連記事
- 関連記事
-
- 日経平均3日続伸、終値は2万6659円 前日比112円高 (2022/05/17)
- 今日の株式相場・軟調か、米ハイテク株安の流れ 2万6400円台が中心に (2022/05/17)
- シャルレが急落、14%下落 今期2期ぶりの最終赤字予想で失望売り (2022/05/16)
- 上組が急伸、ストップ高 「増配+自社株買い」の総還元性向90%方針を好感 (2022/05/16)
- 日経平均続伸、終値は2万6547円 前日比119円高・TOPIX小反落 (2022/05/16)
広告
chevron_left
斎藤兵庫知事と久元神戸市長、「コロナ後」施策も連携を確認 県・市連絡会議 home
上組が急伸、ストップ高 「増配+自社株買い」の総還元性向90%方針を好感
chevron_right