シスメックスが大幅反発、値上がり率13位 今期の最高益見通しを好感

20191231神戸株ワッペン

終値 8560円 +1144円(+15.43%)


【神戸経済ニュース】13日の東京株式市場では、医療用検査機器のシスメックス(4556)が大幅反発。前場に一時は前日比1055円高の8471円まで上昇した。終値でも東証プライムの値上がり率ランキングで13位になった。12日大引け後に2022年3月期決算を発表。同時に示した2023年3月期の業績予想で連結純利益(国際会計基準)が前期比13%増の500億円と、10%を超す大幅増益で過去最高を更新する見通しを好感した買いが入った。

 新型コロナウイルスの感染再拡大による上海の都市封鎖(ロックダウン)で、物流が混乱していることが収益にどう影響するかが市場で関心を集めたが、13日に記者会見した家次恒会長兼社長が、上海港で荷揚げしていた貨物について「港を変えるという展開で対応している」と説明したのも買い安心感につながったようだ。野村証券が同社株の株価格付けに強気の「Buy」を維持し、目標株価を1万3500円と500円引き上げたのも支援材料という。

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